第42話

ファンクラブまで存在するとは、それほど人気なんだね.....お姉ちゃん全然知らなかったよ。



『そのファンクラブってやっぱり会長とかそういう主催者的な人って居るの?』


「いるわよ。確か2組の西山麗菜だった気がするわ。

彼女は熱狂的なファンで自分が気に入らないと思った相手にはとことん嫌がらせをしたりしてるのよ。

全く.....本当にくだらないわ。」


みっちゃんの顔は鬼の形相のようだ。

うわわ、怖い怖い。


『姉である私も標的にされたってことはその子は相当心が狭いのかな。私彼らのこと一ミリも知らないし興味ないんだけど。優は別だけどね!』


多分、優が蘭華に入るまでは本当に興味がなかったんだと思う。

朔が総長をやっていたことは知ってたけどその時も何にも気にしなかったなぁ。


私、結構薄情なのか??

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る