第16話

いやもうね、朔に対する優と樹の扱いが雑なのよ。

仮にも貴方達の兄よ??


私服に着替えた優は先程の絶望した顔ではなく

普段の顔(?)に戻っていた。


『優説明してもらえる?』


その言葉に優は頷いて話してくれた。


優の話によると集会が終わった直後、朔が蘭華に乗り込む.......遊びに来たらしい。入り方が豪快だったらしくて一瞬奇襲かと疑ったとか。

(どんな入り方したの。)


朔は三代前(?)くらいに蘭華の総長やってて、久しぶりに遊びに来たとか。しかもお酒持ってきて。


そこからは、お酒を飲みながら日頃の愚痴を叫んだりしててんやわんやだったとか。


それで、お酒飲みすぎてべろんべろんに酔って優と共に帰宅。



うん、相変わらずのバカ兄貴だ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る