部屋に鞄を置き部屋着に着替えて、冷蔵庫の中をジーッと見る。

散々悩んだ結果「冷蔵庫にあるもので作る」ということになった。

(訳:考えるの放棄した)

『ふむふむ。これなら作れる。』

パッと思いつき早速夕飯を作り始めた。

『遅い。遅すぎ。』

無事に夕飯は作り終えたけど.......

「遅いね兄貴達。」

腕組みしながら座ってる私の前に先程帰ってきた、弟(末っ子)の樹(ｲﾂｷ)が爽やかな笑顔で私を見た。

『全く連絡の一つぐらい寄越しなさいよ。』

優も、兄の朔(ｻｸ)もメールしたけど既読すらつかないとは何事！？

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