第8話 霊...

霊の存在...


信じているし

小さい頃から不思議なこと

色々経験しているし

気配を感じても 金縛りにあっても

疲れるから嫌なだけで

あまり特別なことではないけれど...


霊の方から 伝えて欲しいことがあると

現れて頼られたり

反対に 周りの人に頼まれて

感じることを 伝えたり...


私にとって 霊の存在って

珍しいものではないけれど...



おととい

初めて 腰抜けました...


見えた瞬間

いつもと違う感覚に気づいて...

腰に焼けた鉄の棒を

突き付けられたみたいに

熱くしびれて 立てなくなって...


パニック状態でした...


見えた事が怖いんじゃなくて

現れたことの意味...

リアル過ぎるほど ここにいます!的

生々しい存在感...


一瞬にして “命に関わること”だと

わかったから...


初めは 私を連れに来たのかと

こんな風に 来るんだと

本当に手をとって連れて行かれるって

怖かった...


今はもう 理由がわかったので

落ち着きましたが

伝える時は あちらも必死なんだと

理解しました...


でも もう少しお手柔らかに

お願いしたいものです...


疲れました...

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