西暦20??年 この世を彷徨う、、のお話
長編小説
この世を彷徨う、、のお話
西暦20??年
、、はいつも世界を憎んだ、なぜ、をこの世に誕生させたのか、生まれる時代を間違えたのだ、なぜこの世はここまで残酷で悲しみで出来ているのだろうか、、は彷徨った、何も出来ないと嘆きながらこの世を彷徨った、、はある日、、に出会った。その、、は、、にこう言った、なぜこの世はこんなに残酷なんでしょうね、と、
、、は驚いた
、と同じことを言う人は初めてですよ。
、、は、、をからかったり、楽しめさせたり、悲しませたり、嬉しくさせたり、色々な感情にさせました。
、、はいつも、、を感情豊かにさせる。いつも、そういつも、、は感情を露わにした。
だが、、は本当の意味で感情が出たことはない。、、は嘆いた。確かに、、といる時間は本当に幸せだった。だが何故感情が出てこないのか。答えは簡単だった。この世が残酷で、悲しみに満ちていて、苦しみに満ちているから。
、、は本当の意味で感情を出すことはできない。それは世界への冒涜であり、今もどこかで悲しみ、苦しんでいる人への冒涜だからだ。
、、は感情を捨てた。
、、が喜んでくれるなら、、はなんでもした。それは世界への罪滅ぼしなのか。自分への贈り物なのか。
、、は絶対に犯してはいけない罪を犯した。それは誰にも理解されず。誰にも言ってはいけない所業を昔犯していた。
、、は感情がない。
、、はいつものように、、に冗談を言っていた。そおしたら。
、、は何かわかったかのように、、にいつもとは違うことを言った。
、、は驚き、戸惑った。
、、は冗談を言った。私のことが好きかい?、、は答えた。ああ好きとも大好きだよ。
、、は意味がわからなかった。いつもならはぐらかすかスルーするのに。
、、は冗談を言えなくなってしまった。
、、は他にも冗談を言うがどれも。いつもと違う、回答が来る。
、、は調子が悪い。何故ことごとくいつもと違う回答が来るのか訳がわからなかった。
、、はもう冗談を言うことは無くなった。
、、が逆に聞いてきた。私のことが好きかい?と。
、、は戸惑った。何故かいつも俺が冗談を言っていたのに何故かいつの間にか。
、、が冗談を言ってきた。
、、は戸惑った。だが好きとは言えなかった。いつもなら自分から好きと言っているのに、相手から聞かれると冗談で答えることができない。
、、は戸惑った。
、、はもう話したくなくなった。
、、はから冗談を言われると回答ができなくならだ。
、、は調子が狂う。
、、に見せている姿が崩れてしまう。
、、は嫌だった。その姿を見せるのが
、、はどうすることもできなかった。
、、の冗談はエスカレートしていき。
、、は完全に素が出てしまった。
、、は言ってきた。これで君は感情を全部出せるようになったねと。
、、は初めて感情を出せるようになった。本当の意味でそれは、、に生きる意味を与えた。生きる全てを与えた。
、、は生きて良いのだと理解した。そして、、と、、の会話に冗談はあるようで無くなった。
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