第144話「さくらももこ」にハマる
この前、カクヨムで、さくらももこさんのエッセイが面白いと聞き、 さっそく、2冊ほど古本で買ってきた。
「たいのおかしら」、「さくら日和」である。
これ、人気があるからだろうか?全然本の値段が下がってない。さくらさん、さすがである。
「ちびまる子ちゃん」って、実は私はあまり馴染みがない。まるちゃんがけっこう気まずくなる場面が多いので、見ていられなくなるのだ。けっこうブラックな笑いが多いイメージ。ちょっと偏見かもしれない。
そんなさくらさんのエッセイ「さくら日和」をまず読んでみた。
第二話目の「おめでとう、新福さん」というのが特に面白かった。
さくらさん、エッセイが順調に売れていき、出版社の人にお世話になった。なので出版社の「新福」さんという人をゲリラ的にお祝いしようと画策する。
さくらさんの事務所の人を総動員で準備し、全く新福さんと関わりのない人までを招待し、新福さんのサプライズお祝い会をする。
新福さんの何をお祝いするのか、さくらさん自身もイマイチ分かってない。とにかく、小芝居などを当日披露するなどと予定し、お祝い会当日を迎える。
新福さん、なんのお祝いなのかイマイチ分からずに登場。
大画面に新福さんの顔写真が映し出され、くす玉が割れ、みんなで盛大に、「新福さんおめでとう」と言う。
新福さんを祝う歌が歌われ、にぎやか。ああ、こういう意味のないお祝いの会、あってもいいかも。
細かいところまで企画しての新福さんを祝う会、楽し気に終わってなにより。
さくらさん、楽しいことが好きで、日々、いろいろ生活を彩りあるものにしていたのだなぁとしみじみと思った。
まだエッセイを読み始めたばかりだが、ちょっと苦手な「ちびまる子ちゃん」を見てみようかなという気分になった。 いまさらなのだが。
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