　昨日、Vtuber川崎翠さんの配信動画で「配信では荒れるからできない政治の話」と題して、かなり重要なことをおっしゃっていた。

　川崎さん、けっこう理知的な人なので、マジメに政治の話を配信でしたことがあるらしい。でも、いつも穏やかなリスナーが政治の話になると、人が変わったように攻撃的になり、コメントがかなり荒れたとのこと。

　それ以来、リアルタイムの配信では政治の話はしないことにしたという。なので昨日は録画動画で政治の話をしていた。

　そこで、川崎さん、みんなが政治の話を恐れて避けていると、ますます、国民が政治について分からなくなってきて、衆愚政治になっていくのではと問題提起をしていた。

　う～ん、分かるなぁ。この人、理知的なので、すごくピンポイントで問題をついてくる。思わず嬉しくなってしまった。

　そうそう、みんなが政治の話を避けていたら、本当に政治について無知になっていく。でも、みんな政治の話になるとなぜかかなり感情的になり、理性的に対話ができなくなる。

　たぶん、自分の好きな政党や政策を批判されると、人格を否定されたと思ってしまうのだろう。いやいや、みなさん、もうちょっと冷静になろう。

　政治とか軍事の話って、そもそも一番冷静になって対話しなければならない分野だ。

　なので、まず、落ち着いて、人の話を聞いてから、歩み寄りつつ、対話しよう。

　政治の話って、勝ち負けの問題ではないので、どちらが知識をもっているかを競う分野ではないのだ。知識がなくても良識をもつ人はいくらでもいる。

　知識の量で、相手をやり込めるのはもう、やめようよ、と思う。

　そうしないと、政治の議論そのものが、本当に全くできなくなって、みんなが政策に対してまっとうな判断ができなくなる。

　このエッセイでも政治の話はそんなにはしないと思うが、たまには語っていきたいと思う。みなさん、私の意見になるべくひかないでね🎵

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