第12話チョコレートプラネット

  昨日のYouTubeのチョコレートプラネットチャンネルの「本当にあった怖くもないし意味が分からない話」の動画が面白い。

 芸人、チョコプラの二人が、くら~い中、ろうそくの火を灯しつつ、おどろおどろしい雰囲気で、どーでもいい話をしていくというもの。

 これ、動画のタイトルを見ただけで、まぁ、そんな感じだろうなぁと思うのだが、長田と松尾が本当にどーでもいい、オチのない話をしていく。

 長田のおばあちゃんが、長田が小さい頃、肩をもんであげると気持ちよくてゲップをするようになる。そのゲップを治すには玉ねぎを食べたらいいんじゃないかということになって、市販の玉ねぎを食べたが、うまくいかない。なので、自分の庭で玉ねぎを作ろうとしたが、うまく育たなかった、という話。

 なんだこれ、おもしろくもないし、オチもない。でも、なぜかじわじわと笑えてくるから不思議だ。

 次は松尾が過去に、いろいろな場所に引っ越したという話。次々に地名が出てくるだけの、意味のない話、しまいに、「夢をみると決まって箱根にいる夢なんだよね」という、オチでもなんでもない終わり方。

 なんだこの不毛な対話。二人がすごく真剣な顔をして話すのが、笑えてくる。

 この先、こんな話がずっと続く。

 ああ、こういうシュールな斜め上から来るような笑い、いかにもチョコプラらしい。

 久しぶりに、チョコプラのお笑いをみて、なんだか嬉しくなったのだった。

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