第83話

悲しい、悔しい。



どうしてわたしは、こんなところにいるんだろう。



どうして、両親はわたしを置いていったの?


どうして、わたしを置いて、二人だけで…





「あんたも早くどっか行けばいいのよ」





「…っ、」





もう、我慢できない。


泣きそうになるのを必死で堪えたけど、もう、無理。



「あ、ちょっと…」



涙が出る直前立ち上がり、リビングを出た─。

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