第32話
「…腹へってんの?」
笑うでもなく、真顔で聞くから余計恥ずかしい。
「うん…」
「何か頼む?
今カップラーメンとかしかないけど」
頼むってデリバリーとかだよね?
そこまでしてもらうのは申し訳ない。
「カップラーメンもらう…」
だけどお腹もすいたし、カップラーメンはもらうことにした。
リカは立ち上がりキッチンに向かう。
ここからでもキッチンは見えるけど、多分全然使ってなさそう。
物がほとんどない。
それに、このリビングも物は少ない。
だけど無駄に広いから寂しい印象を与える。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます