天使が純潔だと思ってたら大間違い・・・本当はめちゃエロいから。

猫野 尻尾

第1話:え?風呂から?。

異世界からやって来た女の子シリーズ第何弾だったかまた分からなくなりました。

でも、そのシリーズですって言うか厳密には天使シリーズですね。

最近エッチいのばかり書いてますね、それが僕の特技、個性なのかもしれません。

ここまで天使って何人出てきたんだろうか?。



その日、彼は残業で遅くにアパートに帰って来た。

最近、仕事に追われ早く帰って来た試しがない。

ちょっとした放心状態のまま部屋にあがって倒れるようにソファーに寝そべって、

しばらくボーッとして体を休めた。


そのまま寝てもよかった・・・でも腹が減っていたので冷蔵庫の中から冷凍

チャーハンを取り出してレンジでピーして食べた。

ひとりの寂しい食事・・・横に彼女でもいてくれたら疲れも吹っ飛ぶんだけど

な〜って彼は思った。


チャーハンを食べたあと、いつもの決まりごとのように風呂を沸かして、

疲れを取りたくてゆったり湯船に浸かっていた。


「あ〜あ・・・仕事忙しいよな・・・金にもならない残業ばっかやってるし、   いっそ転職しようかな・・・それとか仕事なんかないファンタジーの世界に

転生するとか?」


そんな夢みたいなことをぼ〜っと考えていた。


そしたらオナラをした訳でもないのに彼の尻のあたりからブクブク空気の泡が

あふれ出して来た。


「わっ・・・な、なにこれ?」

「ジャグジー付いてないけど・・・・あはは笑えないギャグ」


すると空気の泡と一緒に金色の塊がお湯の中から上がって来るのが見えた。


「なに・・・・頭?・・・髪の毛?」

「わ〜ホラーだ・・・なに?貞子?・・・違う、髪が黒くないし」


彼は湯船の中でのけぞりながらできるだけ後ずさりした。


そしたら頭の次に・・・そう・・・顔、顔が現れた。


「ぷは〜・・・」


って言ってその子は彼の顔に水しぶきを吹きかけた。


湯船から現れたのは、なんと女だった・・・熟女系でも年増系でもない、

20前後くらいのめちゃ若い女の子。


「ぷは〜って?・・・なんで風呂の中から女が現れるんだよ?」


彼は顔にかかったお湯をぬぐいながら言った。


「おかしいだろ?・・・ありえないだろ?」


「こんにちは・・・溺れちゃうかと思った」


「なんですか、君・・・溺れちゃうって、風呂から出てきたりするからですよ」


「へ〜好彦よしひこいい男ね・・・うん、実物の方がいい」


「え?本当ですか?って・・・なんで僕の名前知ってるんですか?」


「事前調査して来たからね・・・好彦のおチンチン左向いてるのも知ってる」


そう言うとその女、どさくさに紛れて彼のモノを掴んでニギニギした。


「な、なに、してるんですか?」


「わ〜平均的大きさ・・・普通ね?・・・問題は元気になった時よね」


「あのですね、いきなり現れてまだなにも把握すらできてもないのに、

人のモノを握ってなんですか?・・・大きくなったらどうしてくれるんですか?」

「って言うか、君・・・誰?・・・なんで湯船から現れたんですか?」


「バカですね、お風呂からあがったら、すぐにエッチできるようにでしょ?」

「面倒くさい時間と段取り省いてあげたの」

「ねえ、お風呂から上がらない・・・ずっと浸かってたらノボせちゃうよ・・・」


そう言うと、その子は湯船からザバーっていきなり立ち上がった。


「へ?・・・・」


なもんだから彼はその子の・・・つまり裸?スッポンポンを目の前でモロに

見てしまった。

たわわに揺れるおっぱい・・・。

目の前に金髪の三角地帯が・・・。


「うそ〜〜〜〜〜」


「お邪魔しますぅ」


そう言ってその子は彼を無視して風呂からあがっていこうとした。

彼の目の前を裸の女がスローモーションみたいに通り過ぎていく。


「あ、バスタオル・・・ちゃんと体拭いてよ」


彼はその子にバスタオルを取って投げてやった。


まったく訳が分からない彼・・・。

なんで、女の子が?彼の風呂から現れたのか?

なんとかロマエみたいじゃないか?・・・こっちは個人の風呂だけど・・・。


「この子はいったい誰?」


彼からバスタオルを受け取ったその子は勝手に風呂場から出るとソファーに

座って髪や体を拭きはじめた。


「とこかく何か着せないと、ずっとあのままでいられたら僕の下半身が

意味もなく元気になっちゃうからな」

「話はその後だな・・・もうやめてほしいわ、疲れてるんだからさ」


「何者か分かんないにしても可愛い子だよな・・・狙ったみたいに僕のタイプだし」


文句言いながらでも彼はきっちり女の品定めは怠らなかった。

それが「夜を司る天使・ルシエル」と「天野 好彦あまの よしひこ」との

出会いだった。


とぅ〜び〜こんて乳。



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