第25話


誓った、あの日の決意。




対価を得る為に、何かを失って。



ぼろぼろになっていく。



身体が、心が。




「……千里。」



「…………。」



女と入った、ホテル内。




乞われるように口付けを与え、その身をシーツの上へと押し倒した。



ーーーホラ,ケガレテイク。




「っっ、あっ、ん、」



上がる嬌声。



今日も、守るべき大切な者達の為に、闇に身が染まっていく。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る