第10話
ー紅蓮sideー
?「
例のヤツらはどうだった?」
ここは紅蓮たちの学校での溜まり場。
屋上、ではなく、
王道である空き教室、でもない。
まさかまさかの図書室である。
冷暖房は完備されているし、
不良高ということもあり
人が寄りつかないため絶好の穴場、らしい。
図書室だからといっても本ばかりというわけではなく、
中は改装されており、テレビや冷蔵庫などの家電も揃っている。
この学校の図書室は私立ということもあってかとても広く、
100人は余裕でくつろげるだけのスペースがある。
ここで紅蓮は毎日のように授業をサボり、
今日も入学式を欠席していたのだ。
だが、今年の新入生の中には
中学の頃から強いと有名なヤツらがいたため、
幹部の2人は様子を見に行っていた。
昴「まずまずってところかな。
広瀬さんの殺気にも全く臆してなかったし、
オーラもあった。
喧嘩の実力がどれくらいなのかは
まだわからないけど、」
?「そうか。
まぁ別に今は戦力が欲しい訳でもねぇし、
しばらくは様子見ってところだな。
………
他に気になるヤツとかいなかったか?」
奏「………いや。特にはいなかった。」
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