第14話
「俺はあの時予防線を張ったのに。」
はい?
予防線?
「なのにあの設楽ってヤツはかすみに普通に接してくるなんて馬鹿なんじゃないの。」
「いや、それは私が設楽君に話し掛けたから…」
「設楽君?そう、俺の知らない間にそう呼んでるんだ?」
ちょっと、なんだか蓮見君は誤解をしてない?
「ホントに何なの。香奈さんは俺を異常に警戒してるし、かすみは隣のヤツといつの間にか仲良くなってるし。」
いや、なってないし!!
「蓮見君、違うから!」
私は誤解を解きたくて彼の腕を掴む。
掴んだシャツはまだ湿っていて冷たいと感じた。
すると蓮見君は反対の手で私の身体を引き寄せる。
そして、
「俺、今日ココに泊まるから。」
って表情一つ変えずに言った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます