自分の子供がそうですね、

ちょうど一歳になる頃まで住んでました。

日当たりも良くて駅から近いですし、

何も困っていませんでしたよ。

何より妻もとても気に入ってくれていたようで私もここにして良かったと思いました。

しかしですよ、ある日を境に

うちの子供が浴室の前で天井を指差すんです。

このアパートは2階建てですので、

上の階の物音、とかでもないんですよ。

それも急に。どういうことだと思いながらも、幼い息子の好奇心？というかなんというか

なんでもないだろうと思っていました。

日に日に浴室が湿っぽくなってきたのです。

春先から夏だったら分かるんですけど

秋から冬にかけてです。

ますます分からなくなってきました。

それからというものの、息子が体を壊したり、妻は変な声が聞こえるといった

奇妙な現象が続き、私たちは引っ越しました。

その後は地元の茨城に戻って暮らしています。

茨城県　K･Nさん(2006年)

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい