『カクヨム』無風〜底辺作家のための生き残りガイド!
さて、他社にばっか触れてそろそろ『カクヨム』についても触れないと小心者で厨二病なボクは無言の圧力に消されそうなので今日は「カクヨム」についての攻略法を、まったく攻略出来てないボクが指南しようという矛盾コラムです!
カクヨムはねぇ「無難」て前に書いたけど、良い面も悪い面もあるんですよね、なんとかこのネット小説界のカームベルト(無風地帯)を乗りこなすためのコツを語らせてください。ただしここはホームなので、ちょっと他より辛口でいきますよ!
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『カクヨムの良いところエンタメ好きにはたまらない?』
カクヨムの特徴といえば、ジャンルがとにかく豊富!ファンタジーからホラー、こんな感じの創作論エッセイまでなんでもござれ。定期的にやってるコンテストは賞金も出たりして、やる気が出るんですよね。
ボクは落ちるてるけどね。
しかも「カクヨム」は多くの出版社や編集部が参画していて、意外とプロの目に触れる機会も多いんですって。「いつか本を出したい!」って密かに野望を抱く皆さんにとっては、Nolaノベルみたくに夢に近づくチャンスが詰まってる場所でもあるんですよね。とはいえ、「そんなの一握りだけでしょ?」って思うのも無理ないけどね。じっさいにそうだからね!
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『★がカギ!?カクヨムの「オレオ効果」とは』
さて、ここからが本題。カクヨムには「オレオ効果」って、なんとも不思議なシステム(特徴)があるんですよ。何かって?これね、長編じゃなくて「短い話数」やプロローグの方が評価(★)を得やすいって現象なんです。
ほら、普通なら「長編だからこそじわじわ面白くなる」って作品もあるでしょ?でもカクヨムでは、最初の数話で「面白い!」って思ってもらわないと★が入らない。だから必然的に「短くてテンポ良く」「すぐに面白さが伝わる」作品が上位に来やすいってわけです。特にエピソード毎のページに★ボタンが無いのでお約束のようにプロローグを短くすぐ読めるようにして即★を押してもらうテクニックが横行してる。
ボクは底辺ながらこれはどうかなんかなーって思ってる。じっさい★は多いけどプロローグ読んでもあらすじより内容が無い作品も多い。
つまり、長くじっくり読み込んでもらう前提の作品は不利になりがちで、ボクのように綿密に伏線張ってプロット組んで後半でじわじわ派の作家にとってはかなり厳しい現実……。つまりカクヨムって『オレオ』みたいにサクッと甘くて、ぱっと食べられるものが求められてるのかもです。(義理チョコか!)
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『短期集中投稿は逆効果!カクヨムでは慎重に』
この現象を踏まえた上で、ボクも含めた底辺作家にはぜひお伝えしたいことがあるんです。
カクヨムでは、「短期集中で連投」するのは逆効果なんですよ!
「小説家になろう」などのサイトだと、短期集中でガッと毎日投稿して、新着欄に載り続けることで読者が増えやすいですよね。でもカクヨムの場合は、少しずつ定期的に投稿して★をじわじわ貯めるのがどうやらコツっぽい。「週に1〜2話ペースでいこう」とか3000文字の一話を1500文字づつ二話にわけるとか、とくに序盤ほど気長に構えたほうが、読者がつきやすいようです。
長編や大作を書きたいなら、まずは序盤を短く、話数も少なめにしてテンポよく進める方が無理なく評価もついくる傾向が強い。そういうカクヨムの特徴を把握して、しっかりと工夫して、逆に「オレオ効果」の恩恵にあやかりましょうってのがここでの戦略ってことですね。
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『テンプレを押さえたほうが安全!読者は安心を求めてる』
それとね、カクヨムでは「なろう」同様にテンプレものがウケやすいんです。ダンジョン配信、追放ざまぁ、異世界スローライフ、甘々ラブコメ…などの「定番設定」を押さえると、読者も「この展開、知ってる」って安心して中身のないプロローグでも予想値で★くれるから、評価も付きやすいんです。(今日は辛口だなボク)
オリジナリティも大事だけど、カクヨム初心者にとっては「テンプレでいったん入り口を押さえる」「なるべく短く書く」ってのが王道な戦略かも。そうすれば★ももらいやすいし、少しずつファンも増やしやすいんじゃないでしょうか。
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結論:『これから始める皆さんへのアドバイス』
さて、初心者でカクヨムをこれから本格的に始めるみなさんへの注意点のまとめです。まず、投稿は一気にしない!「オレオ効果」を意識して、短くテンポ良く、じわじわと★を貯める。そして読者との交流も大切です。レビューや応援コメントに積極的に返信して、少しずつファンを増やしていくのが大事。相互フォローでフォロワーを増やす(実はこれに尽きるかもね)。ボクも結構、読者さんとの会話で元気もらってますからね!そこは自然と無理なく出来るのがお互いのためにも健康的にも良いですよね。
そして最後に一つ。カクヨムは「オレオ効果」や「★偏重」のちょっとクセの強いサイトですが、だからこそ、短編やショートでも人気を集めやすい場でもあるんですね。似てるようでけっこう性質が違う「小説家になろう」では注目されなかったあなたの作品も、もしかしたらカクヨムの方が遥かに輝く可能性はあるわけです。(その逆もしかりですけど)
ボクも信じてカクヨムに書き続けてますので、みなさんもぜひ創意工夫で風を起こしてみてください!
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