第2話

「浜崎さん、今日は会議があって帰り遅くなるから夕食はいらないです。」



諏訪君はそう言って朝食を食べ始める。



「あ、分かりました。」



アタシは頷いてお味噌汁に手をつける。


お見合いをした諏訪君とは今週から同居を始めた。


こんな二人の朝食は本日で3日目だ。


同居を提案したのは諏訪君本人だった。


それを聞いて父は泣いて喜んだ。


アタシの意思は関係なくコトは進んでいった。

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