第47話

「用度室、サーバー室となると次は……、」



「やりませんから!!次なんてありません!」



アタシはちょっと気を失っていたみたいで、気がついたら服はちゃんと着ていて、水沢さんの膝を枕にしていた。




「医務室は……北澤先生がいるから無理か、」




「水沢さん、アタシの話聞いてます?」




「ああ、聞いてるよ。めちゃくちゃ感じてたね?」




「はい……あ、もう……」



アタシはうなだれる。



「水沢さんは、」




「ん?」



水沢さんはアタシの頭を撫でる。



「水沢さんもキモチ良かったですか?」



「いや~、スリルだけでヒヤヒヤした。」



あっけらかんと答える。



「……え、」



「今晩帰ったらじっくりじっとりスルからいいよ。」



……



じゃあ、この時間は

一体何なの!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る