第25話
「水沢さんて今まで何人の人に告白されましたか?」
「さぁ、数えたことない。」
水沢さんはお風呂から出るとホットミルクに砂糖を有り得ないくらい入れて飲んだ。
「どうしてアタシの告白はOKだったんですか?」
「……。」
あれ、黙ってしまった。
「…あいつに笑いかけるみたいに、俺にも笑ってくんないかなって、」
あいつ?
「旬に笑いかけてましたか?」
「旬とか言うなって、」
「あ、すみません。堀内くん…。」
水沢さんは俯く。
あ、ちょっと拗ねたのかな?
か、可愛いかも。
「ずっとあいつと付き合ってると思ってた。だから藤森さんから告白された時はホントに嬉しかったんだ。」
……まさか、
アタシ達、想い合ってたの?
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