第12話



そう、簡単な事。




ここでは、日常な出来事なのだから。



「そう言う、場所、でしょう?」




今いる、ここは。




簡潔すぎる彼女の言葉は、真実の半分にもみたない。




事実は、女性を襲おうとしていた男達をアンジュが止めようとしたのが、今回の発端。




それにキレた馬鹿な1人が仲間を呼び、総勢10人近い人数との喧嘩ーーとは言えない乱闘となった。




まぁ、主に戦っているのは、馬鹿な男達とアンジュの騎士の2人だけ。



「それで、この有り様ですか。」



「えぇ、」



横たわる、無数の人間。

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