第30話 【出会い系アプリで大騒動!長政も参戦!?】

亀次郎、スマホを使いこなす! 瑠奈にもらったスマホを、亀次郎はすっかり使いこなせるようになっていた。 「へへぇ、この四角い箱、なかなかやるじゃねえか!」と、目を輝かせながら、色々なアプリを試している。

「出会い系アプリ」に夢中! そんな亀次郎が特に夢中になったのは「出会い系アプリ」だった。若い女の子の写真に「うひょー!こりゃべっぴんさんだ!」と大興奮。しかし、使い方をよくわかっておらず、友人のレディーボーイ、ソムに相談することにした。「なぁソム、ちょっと教えてほしいんだけどよ…」と、恥ずかしそうに相談する亀次郎。

ソム先生、恋愛指南! ソムは快く、亀次郎にアプリの使い方を指南した。プロフィール写真には、AIアプリで加工した若い頃の自分の写真を使うことを提案。「よっしゃ!これでモテモテだぜ!」と、亀次郎はすっかりその気になっている。

瑠奈も出会い系アプリに挑戦! 一方、瑠奈も新しいスマホを手に入れ、出会い系アプリを使ってみようと思い立った。瑠奈もAIで加工した写真を使って、別人になりすましてプロフィールを登録した。

長政、大慌て! 「瑠奈よ!何をしておるのだ!?」 瑠奈の頭の中の山田長政は、この事態に大慌て。「女が男と出会うなど!もってのほか!武士の恥さらしじゃ!」と大騒ぎだ。 「うるさいなぁ、長政さん。今は令和時代だし、別にいいじゃん!」 瑠奈は長政の言葉を軽くあしらう。

運命のいたずら!? 二人は、ウキウキしながら、それぞれ別々にブロンポンの公園に出かけた。公園で偶然出会った二人は、お互いスマホをいじっているのを見て、何をしているのか尋ねる。話しているうちに、二人は出会い系アプリの話になり、実は偽りのプロフィールで人と会う約束をしていることがわかった。そして、驚くべきことに、相手がなんと…お互いだったのだ!

「ええーっ!?」

二人は顔を見合わせて、絶叫した。亀次郎は「な、なんで瑠奈ちゃんが!?」と驚きを隠せない。瑠奈も「うっそー!亀次郎さんだったの!?」と、信じられないといった様子だった。

長政、再び大騒ぎ! 「なんじゃとー!!!」 頭の中の長政は大騒ぎ。「わしは認めん!こんな不埒なことは!」と怒り心頭。 「もう!長政さん、うるさい!」 瑠奈は、頭を抱えた。

大爆笑!二人の秘密 二人は、出会い系アプリで、偽りのプロフィールと加工写真で、お互いに騙し合っていたことを知って大笑いした。 「やられたなぁ!」と、亀次郎は苦笑いした。瑠奈も「もう、びっくりしちゃった!」と、笑い転げていた。

長政も思わず… 「ふむ…確かに、これは…わははは!」 最初は怒っていた長政も、二人の様子を見て思わず大笑い。

こうして、亀次郎と瑠奈の出会い系アプリ大騒動は、二人の仲をさらに深める、微笑ましい事件となったのであった。 そして、瑠奈の頭の中の山田長政も、現代の恋愛事情に少し理解を示した…かもしれない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る