装甲戦闘機械装置『ira-deus』

青天

プロローグ 聖徒解放軍  10日戦争①

『敵浮遊艦隊及び装甲戦闘機械装がこの聖地中心、怒りの壁から500kmに侵攻、時速100kmにて接近中、非戦闘員は地下シェルターに、戦闘員は直ちに持ち場につき、発進用意をしてください。』


「だってよ、ライ、ついに奴らが聖地にまで攻め込んできやがった、奴らは他の宗教を壊して、神を消し、悪魔に堕としたって言うのによ、聖域の一つ、言ってももともとは俺らの聖地を奪われただけで、悪魔の使徒と罵り、全世界を持って攻め入るなんて都合が良すぎはしないか?だからこそ、俺ら上級兵が忘れられた神を、奴らからしちゃ悪魔で、俺らにとっては罪を被った神の名の下に神罰を下すんだ。そうだよなライ。何もかも、常識も、理解も世界も、何もかも持っていきやがる、許せねえよな。」

「うるさいぞ、ナイト、俺らは神と先人のために戦うまでだ、はやくお前のインヴィーディアの発進準備を整えろ。」

「了解」

「「スラスター、アクセラレータ異常なし、推力安定供給、各動作確認よし」」

「ライ・タチバナ、イーラ、出る」

「ナイト・ルクセンブルク、インヴィーディア、出る」

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