その8 宗教と七聖教と聖職者
アステールでは、幾つもの宗教が存在しているが、クレストフォール大陸では主に
七聖教を信仰している。
また、七聖教は祝福の儀や孤児院の運営など行っている。
女神
女神は七つ子であり、それぞれ異なる力を司るとしている。
火の女神フレイア
水の女神ヴァネッサ
風と空間の女神エルフィーア
土と重力の女神アデール
光の女神スヴィエート
闇の女神リーヴェア
無と時間の女神イーディア
成り立ち
七聖教の教えは、人類史上初の女神の使徒となった人間、創世の聖女エリザベート・フォン・ルミエールに由来している。召喚された七人の勇者(
後に八英雄と呼ばれる存在となり戦後、八英雄は八ヶ国を建国した。
また、後に十三ヶ国になったとされている。
※ 七聖勇者…剣、槍、弓、盾、斧、鎚、杖の勇者。
七聖教(聖典)の教え
この世界を作り出したのは七柱の女神であり人々を見守り、救い上げる存在とされている。死後の魂が辿り着く楽園を聖天とし、そこに至る道を正道、そこに至ることを昇天と教えた。魔物は、邪神の下僕であり、屍霊種については、不浄では無く、憐れなる同胞として正道へと導くとしている。
また、正道へ導くため、七柱の女神が祝福の儀の原典となったスキルを創始し、スキルを鑑定する知識を教会が独占している。また、正道に対して邪道に堕ちた者は、贖罪を果たせば聖天に至るとされているが、永遠に地獄の責苦を受けると説く宗派もいる。葬法は、屍霊種にしないためにも、火葬である。
宗派
七聖教は幾つもの宗派に分派している。
なお各々の宗派で、その教えや戒律は微妙に異なっている。
各々の宗派は表立って対立はしていないものの、光の女神の宗派、闇の女神の宗派は互いに敵視し合っており、権力争いを繰り広げている。同様にその他の宗派間においても大小の争いは存在している。
以下に、主要な宗派を書き記す
火の女神フレイア派
水の女神ヴァネッサ派
風と空間の女神エルフィーア派
土と重力の女神アデール派
光の女神スヴィエート派
闇の女神リーヴェア派
無と時間の女神イーディア派
聖職者
宗教上の信仰や教義研究などを生活の中心におく者。
清潔・高潔であるべき職業の従事者。
聖職者の種類
神官
信仰に生きる神威の伝道者(教皇、枢機卿、司祭、司教、大司教他)。
国家の官吏として、何らかの神に仕える、または神を祀る施設に奉職する者。
宗教の教義に基づき、教義を守護したり広めたりする役割を担う。
また、禁欲であり、結婚は許されない。
教皇
聖職に於ける最高指導者。
宗教指導者の名称として用いられることも。
※ルミエール聖王国では教皇と聖王は同一人物である。
枢機卿
教皇の助言者たる高位聖職者。
敬称は猊下。
枢機卿は枢機卿団を構成しているが、三つの位階に分かれておりそれぞれ司教枢機卿、司祭枢機卿、助祭枢機卿という。
ここより上の職に就いている者のみが、教皇に選出される可能性がある。
総大司教
最高の裁治権をもつ司教職。
総大司教の持つ権限は、総大司教区の教会会議を召集すること、首都大司教や大司教の選出および叙階など。
枢機卿よりも下位。
司教
信徒を監督、指導し司祭や長老以下の聖職者を叙階する権限を持つ役務者。
司教区における監督する聖務職のことで最高教導権を有している。
位階としては、司祭の上に位する。
司祭,神父,牧師、読師、修道士(女)
神に祈祷する者。
病人のために祈り、悪霊を除ける儀式をし、教会などでミサを執り行う。
また、孤児院なども運営している。
教会からの支給か寄付金で生活している。
貧乏神父なら半農民のような生活であり、孤児を働かせている場合もある。
宣教師
宗教を伝え、広めていくための活動、布教をする。伝道師。
司祭,神父,牧師を補助する者。
最下位の聖職位階。
守門
大聖堂や教会の門を守る聖騎士。
聖騎士
七聖教の教え、教義を守護したり広めたりする役割を担う騎士。
または、剣術や魔術で敵を倒す、聖王国所属の騎士。
主に身体には白銀の鎧をまとい、剣や盾を装備している。
屍霊系の魔物に対して高い攻撃力を持つことが多い。
魔術師同様、素質が必要とされ結婚が許されない。
聖騎士をやめることを
また、基本的に性別は問わない。
異端審問官
ルミエール聖王国、異端審問局所属の対屍霊系などの戦闘訓練を受けている専門の聖職者であり、剣術や魔術を習得している割合が高くなります。聖騎士がこの役職についている場合もあります。
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