アイドル令嬢ALICE
さくさく
0
お忙しい中お時間を取っていただきまして、誠にありがとうございます。
十八年前の口頭での約束事をこれまで信じていただけたことにも、重ねてお礼を申し上げます。
この度わたくしどもは、今後数ヶ月のいずれかの日を最後に、お暇することといたしました。
約二十年間の友好を勝手ながらに仕舞いとさせていただくことを、どうかご了承くださいませ。
と、青年が手に持つ小さな機械から壮年の男性の声が流れ、ぷつりと途切れた。
二十年前、突如としてハルシア大国の遥か上空に浮かぶ島が現れた。
大国はその島のことを『
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます