第20話
「なんで、いるの……?」
「んー?ま、ちょっと夜這いに」
甘ったるい笑顔を貼り付けて、冗談を抜かす。
ぎし、とベッドに膝を乗せた彼は上目遣いにあたし除き込んだ。
そのままぺろりとあたしの頬を舐める。
…連絡もらえるだけで、良かったんだよ。
「あーあ。可愛い顔がぐちゃぐちゃ」
「……るっさい…」
「泣き顔もソそんだけど、」
「……っ、」
「マジかわいー」
反対の頬も舐めた後、ちゅっと目尻に小さくキスを落とす。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます