第112話

『 ユウミ、話があるんだけど。 』



爽やかに笑いながら、そう言う彼。



「 どうしたの? 」



私は、改まった言葉にキョトンとした。



『 ユウミとずっと一緒にいたいから

僕と結婚してくれない? 』



少年みたいな顔でニコッと笑った彼。


・・・



「 好き!!!!! 」



満面の笑みで、彼に抱きつく。

彼は驚いて倒れそうになりながら

困った顔でまたクスクス笑う。


そして、優しく抱きしめ返してくれる。



『 ユウミ。返事は? 』

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