第30話

『 ユウミ、今日はハグしてくれないの? 』



帰り際。

余裕な発言をしてくるリョウジに腹が立って



「 ・・・ 」



さっき教えてもらった深いキスをした。



『 え? 「 リョウジ、ちょっとはドキドキし

た? 」



『 え?あ、うん。した。 』



驚きもせず、冷静なリョウジ。


何も感じないの?

そんなの、嫌。


・・・


私はそのまま、走り出した。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る