第二話
《主人公、選ばれる》
「ーーって、ねえってば!」
「うゎっぁあ!」
「っwwwwwどしたんw瑞稀急にぼーっとし出したかと思ったらw急に変な声出してw」
「やっばいツボったwwwwwwwww」
「、いやぁ、ごめん、昨日徹夜してさぁw眠いんよねw」
(ん、?俺死んだんじゃなかったか?というか瑞稀って、多分俺のことよな、?)
ピタッ
『『そうだよ』』
(うぉっ!びっくりしたぁーって、えっ?なんかみんな止まってるんだが?)
『これはねぇ、瑞稀の特殊能力だよ』
『時間を止められるの』
『まぁ、瑞稀自体も動けないけど』
(へぇー、なんか、、あんまり強くなさそうだな)
『まぁ別に戦闘向けじゃないし』
『というかここ日本だよ?そもそも戦わないでしょ』
(まぁ、それもそっか)
『で、瑞稀が今喋ってた目の前の二人がうちら』
(んぇ⁈そーなのっ?)
『ん。あ、ちょっと伝言?あずかってるからきいてー。玲奈』
『んんっ、えー、「我は神。この世界の創造神、、の部下の時の神、、、の下っ端の神です。えーっと、貴方は選ばれました!よって、貴方の時を巻き戻して、人生のやり直しの機会を与えますっ!頑張ってね!」だそーです』
(ぇ、俺そんなこと願ってないんですけど)
『貴方は願ってなくても瑞稀が、貴方の中の魂達が願ってたの』
『うちらこの後仲違いしちゃってさぁー瑞稀、死ぬほど後悔してたんよ、、忘れた?』
(、う、うん。なんかごめん。)
『まぁしゃーないよ、貴方は瑞稀だけど瑞稀じゃないから』
(そ、そっか、、じゃあこれから俺はどうすればいいんだ?)
『瑞稀の願いは私たちの仲違いを止めること。』
『多分最初から仲違いさせないって無理だと思うから、仲違いしちゃった後に仲直りさせるのがベストかなぁ』
(、なるほど。難しそうだな、、なぁ、瑞稀ってどんな子だったんだ?)
『んー、優しい子、かな?ちょっと優柔不断すぎだし、ちょっと自分の意見言わなすぎだけど』
『反発しないクッション的なね?』
『う、ん、?まぁそんな感じではある、かな?玲奈の例えわかりにくいんだってw』
『えぇ?そーかな、、?、そーかもw反発しないクッションってなんやねんって感じではあるかぁw』
やばい、ついていけない、、最近の中学生怖い、、
(なんとなくわかった。ありがとう)
『お役に立てて何より♪』
『いえいえ〜、別にたいしたことはぁ、してなくはないけどぉ?w』
『wwww』
『wwww』
(テンションたけぇな)
『『まぁ中学生ですから』』
(うぐっ!まるで俺がオジサンみたいな)
『『え?』』
(えぇ?やめて?その「え、違うの?」みたいな声!)
『『wwww』』
『wwあ、そろそろ時間戻す?』
『そーだね、そろそろいっかな』
(おん、とりま頑張るよ)
『ん、困ったらいつでも呼んでね』
『うちと亜美が助けるから』
(おぅ、そういえば二人の名前聞いてなかったな。アミとレナね?ありがと、めっちゃ頼るわ)
『『がんばー』』
カチッ
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