第49話
用を済ませ、
個室から出ようとしたところで、
後輩たちの声が聞こえた。
「ねぇ、最近の佐藤課長
怖くない?」
「あ、分かる。なにかピリピリしてるよね。」
「え、でも前から怖かったよー?」
「いや、それが最近もっと酷くない? 」
「…彼氏さんと、うまくいってないとか?」
その一言で、私は個室から飛びだした。
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