第5話
「あの、佐藤さん…。」
一つ下の後輩が、私に話しかける。
「ん?どうしたの?」
私は笑いながらそう答えた。
すると何故か、後輩は顔をこわばらせた。
「…どうしたの?」
私がそう言うと、
「あ。えっと…なんでもないです。」
そう言い、後輩は私の所から去って行った。
なんなのよ、一体。
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