第3話

キラキラしている周りにうんざりしていた日々。


人は生まれたときから羽を持っていて。


でも、私には何故かはえていなくて。


死にたい毎日を過ごしていた時、出会ったのが彼でした。


彼が、私の運命を変えてくれました。


彼は、私と一緒で、羽が見える人でした。


彼には羽が一つしかありませんでした。


そんなひたむきな彼に惹かれていったのは


もう運命だと思った。


彼がいたから、私は頑張ろうと思った。


未来は絶対不幸なだけでは無い。


そう教えてくれたのも彼でした。


これは羽のない私と、


一つの羽しか無い彼の、


嘘偽り無い物語――――…

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