第4話

コイツは、ただの中学の同級生だ。


私は1人が好きだから、


色々な所に隠れて、


コッソリと本を読むのが好きだった。


ゆっくりと過ごす、この読書タイムが


好きだった。


なのに、2年の夏前、


東京から引っ越してきたコイツのせいで、


その読書タイムは、消え去ることになる。

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