第44話
稲武合宿から帰ってきた同級生たち。
健康そうな肌色だった。
適度に焼けていて、とても健康そうだった。
僕は真っ白。もとから肌は白いのだ。
結局誰もお見舞いに来なかったな。
それだけ皆、学校の行事を楽しんでいたのだろう。
僕は学校行事にはほとんど参加していないかったから。
それも父に怒られたな。
学校って、なんのためにあるんだろう。
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