家のこと

この頃から僕は家のことを全てやることになる。

料理、洗濯、掃除、

全て僕がやっていた。

怠けるのは許されなかった。

まるで姑かの様に、父はなにかと理由をつけては

僕に暴力を振るった。

最初に言ったが、僕の家には母親が居なかったため、

末っ子の僕が、家のことを全てやることになったのだ。

祖母も一緒に住むことになるが、

祖母は肉体的に家事が困難なため、

僕が母親の役割をすることになった。

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