第8話
昔のことを思い出すと、
僕はどうにも出来ない気持ちになる。
僕の存在意味、価値。
何度も言うように、僕はストレス発散道具。
僕の意見は聞き入れてもらえず、
僕のやっていることが全て勘に触る。
僕はおとなしく殴られているだけ。
そんな僕に未来なんてない。
未来なんて考えたこともなかった。
ダラダラと生きていて、
今年で24歳になるのだ。
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