『カクヨムコン』と『長編が書けない』方への短いまとめ
砂月かの
流し読みで十分
はじめまして。(読みにくいと感じたため、一字下げは行っておりません)
【本気で書籍化したいなら、基本ルールは守る!】
・記号の後ろは一字分空ける。
(?や!を使ったときは、その後ろに空白を作ります)
【例】「おはよう! 調子はどう?」 ←カギカッコの後ろは空けない。
・『…』←コレ、三点リーダーといいます。これを使うときは二個セットまたは偶数で。
(『……』このように使います。ただし、成人向け(18禁やBL)小説などでは一つで使うこともあるので、ご注意を)
・『―』←コレ、罫線またはダッシュといいます。これも基本は二個セット。
(『――』基本使用方法は二つ並べますが、二個以上で使うことも可能)
縦読み仕様にできるサイト様では、ダッシュを使用することをお勧めします。体裁を変更すると縦棒【|】ではなく、横棒【─】になってしまうことがあります。
※プレビュー表示の機能があれば、確認してみてください。
・「 」カギカッコ内の終わりに句読点『。』とか『、』はつけない。
(「~でした。」のような使い方はしない、「~でした」で閉じる)
・『・』←コレ、ナカグロ(中黒)といいます。他にも呼び方あるかもですが。
(三点リーダーの代わりに使用している方もいますが、これを使うときは時と場合を考える)
【例】「どうしよう・・・・・・」より、「どうしよう……」の方が絶対見やすい。
使用するなら台詞で無言を表現するときにおススメ。
「・・・・・・」(唖然)みたいな感じです。
・投稿サイトに掲載時は、台詞と本文の間を1行空ける。
紙の書籍と違って画面で文章を読む場合、行間を空けることで読みやすくなる。
(全ての行に改行を入れてしまうと、逆に読みにくくなるので注意)
・先頭の文字を1字下げる。
(分からない方は、書籍(小説本)を見てみてください。行の先頭文字が一字下がってます)
カクヨム様には便利な機能がありますので、どうぞ。
※他にもいろいろあるけど、このあたりを抑えておけばたぶん大丈夫。
書籍化作品を覗いてみると理解できます。
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あらすじは、あらすじを書かなくてもいい。(カクヨムコン限定)
盛って、盛って、煽って、とにかく読者の気さえ惹ければOK。
あらすじとは、本来ストーリー内容が一目で分かるように書くものですが、カクヨムコン9で受賞された方で書けていた方は一人だけ。
(プロ作家部門の方でさえ、書けていません)
キャッチコピーを最大限に利用する。
読者が来るまで、変えて変えて変えまくりましょう。
気になるフレーズ、驚くようなフレーズ、何でもいいので、とにかく読んでみたくなるキャッチコピーをひたすら考えること。
カクヨムコンの規定は、本文が10万字を超えること。
タイトルや章タイトル、あとがきなどの不要な文字は本文に入らないことをしっかり確認すること。
応募ジャンルを間違えない。
途中で変更すると、全てがリセットされてしまうので、投稿前に部門内容をしっかり確認。
分からない時は、カクヨムコンが開始されてから、どんな作品がどの部門に投稿されているのかを確認してから参加すること。
応募受付期間終了時点で完結していなくとも、10万字を超えていれば選考対象ですが、完結していた方が選ばれやすい傾向にあります。
(第1章、第1部完でもいいので、ひとまず区切りのいいところで完結とした方がよいと思われます)
※この人は、締め切りを守れる人だと認識してもらうことが大切。
カクヨムコン参加中に、自主企画に参加される方は注意!
おそらく自主企画でいただいた★は、無効扱いとなります。カクヨムコンのもっと詳しい詳細がでるとこっそり書かれていたように思います。
期間中はなるべく自力で読者を集めるように努力しましょう。
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長編を書くために必要なことは【イベント】の数です。
エピソードをどのくらい用意できるかで、小説の長さが決まります。
連続ドラマ系を見ている方なら分かると思いますが、1話に必ず1エピソードを入れてきます。
つまり、エピソードの数だけ話数が増えていく。それだけです。
物語を上手くまとめられない方は、エピソードごとに話を書いて、それを繋げるようにすると上手くいきます。
(オムニバス形式で書く方法です)
それから、長編には『飽き』という厄介なものが必ず付いてきます。
モチベーションが上がらず、執筆威力がなくなる現象。
これを防ぐには、面白いシーンだけを書いてみることです。書く気力がなくなったシーンは放っておいて、別の書きたいシーンを先に書いて、ひたすらモチベーションをあげる努力が必要です。
「この話、面白くない」と感じ始めたら、挫折一歩手前です。
面白いかどうかは読者さんが判断してくれるので、とりあえず最後まで頑張りましょう。
いっそ、結末だけ書いて物語を盛り上げてみるのも手です。
文字数を増やしたいなら、『〇〇視点』『SIDE〇〇』という裏技を利用しましょう。
視点を変えることで1話が2話分に増えます。
欲張って、主人公目線、相手目線、第三者目線で3話に増やしてもOK。
(カクヨムコン9で受賞した方も使ってました)
簡易的でいいので、設定資料さえあれば書けます。
登場キャラクターの一人称や、役柄、性格、呼び名など、そのほか必要事項を随時メモしながら書けば、物語にブレがなくなります。
(登場キャラクターを増やせば、話しはどんどん長くなります)
小説を書きたいなら読書。と、多くの方が推奨しているのは、読むことで書き方や、描写・感情表現などが身につくからです。
たくさんの本を読むと自分でも書きたくなるのは、知識やアイデアが生まれるからです。行き詰ってしまった時は迷わず『読書』をすれば、道は見えてきます。
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★がもらえなくても諦めないこと。
PVが増えなくても筆を折らない。
物語を完結させることに意味はある。
読者の方がたまたま好みの話じゃなかっただけのこと。
あなたが面白いと思って書いたのなら、必ず共感してくださる方がいる。
忘れた頃に読んでもらえることもあるし、誰かの目に留まることだってあるのだから、最後まであきらめないで欲しい。
投稿サイトはここだけじゃない! ここで読まれなくても他で読まれるかもしれないので、完結作品はいろいろなサイトに掲載しましょう。
【独り言にお付き合い、ありがとうございました】
最後に、読者が一番嫌うのは、誤字脱字の多さです。
『カクヨムコン』と『長編が書けない』方への短いまとめ 砂月かの @kano516
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