第33話
それに海都たちだって俺のこと、もう…。
そう思って月曜日も火曜日も休んでしまった。
「だああああ!もう!」
これで休んだってずっと行かないわけにはいかないんだ!
留年も転校も無理なんだし、ここはもう思い切って!
…って思って来たけど、どんな顔して入ればいいんだろうか。
もう授業が始まっている時間だからか、校門には誰もいない。
やっぱり、このまま帰ろうかな…。
「…壮太さん?」
「…ッ!!」
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