第11話

-side 瀬田翔吾-



壮太と琴乃がいなくなってから2日経った。


あれから西は動きを見せないし、壮太や琴乃の姿も見ていない。


…正直、今会っても何を話していいのか分からない。


あの2人が裏切ってたってことは、それくらいショックだった。


未だに信じられないんだ。


壮太が裏切っていて、琴乃は初めから西側だったなんて。



「…こんなの、誰も思わねーよ」



他のみんなもまだ戸惑っている。


海都も康太も俊哉も、みんな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る