第25話
* * *
カッカッカッ
「でさあー」
「まじかよ!」
黒板に文字を書く音と生徒の話し声が混ざって非常に騒がしいのだが、実は今授業中だったりする。
…もう一度言おう。
授業中だ。
何このうるささ。
ここまでくると教師が可哀想なんだけど。
…まあ教師も教師で何も言わず黙々と黒板に字書いてるだけだけど。
教科書あるんだしもう教室来なくて良いんじゃないの。
そんな授業という名の自由時間を私はいつも寝て過ごしてるんだけど、今日はなんかいつも以上に騒がしいため全然眠れない。
ので、達馬さんにメールしてみることにした。
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