疑惑の手紙
第2話
「ごめん一華 永輝さんから電話が?」
「うん! 気にしないで!」
「ホントゴメンねぇ? また電話するねぇ?」
一華との電話を切り上げ、永輝の電話に出る。
「もしもし! 永輝さんどうしたの?」
美緒が電話に出ると、慌てた様子で……
{ごめん美緒! 折角今日仕事休みなのに}
「大丈夫だよ。どうかしたの?」
本当は、一華と電話していたけど……
「昼からの会議で使う大事な書類が入った封筒を書斎のテーブルの上に置き忘れて}
「大変! 私、会社持って行くよ!」
{いいのか!}
「だって、今日必要なんでしょ?」
{あぁ! でも、せっかくの休日に}
「そんな事気にしなくていいから! じゃあ、待ってて、すぐに待って行くから!」
「ありがとう」
★
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます