第72話
「もう一杯お願いします。」
「大丈夫?」
「明日は遅出だから大丈夫!」
木梨さんと早苗は早出だから、寝てしまった。
アタシもいつの間にか…。
目が覚めると、木梨さんと早苗はいなくなってた。
今、朝の5時。
出勤準備をするために帰ったみたい。
「ベッド使っていいよ。」
アタシと一緒にタオルケットを着てる黒石さんが、スマホでゲームをしながらアタシに声をかける。
ベッドに横になるけど、なんとなく寝付けない。
なんとなく淋しい。
ベッドの上をゴロゴロ転がっていると
「寝られないの?添い寝しようか?クスッ」
「是非お願いします。」
黒石さんが隣に横になった。
アタシは安心して寝ようと目を閉じた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます