第19話

朝になり、カスミは真っ赤になっていた。自分から言ったとはいえ、抱きしめられるとは思わなかったからだ。しかし、ミルから漂ういい匂い!ふわふわする〜と思っていた。そして、ミルが目を覚まし、カスミの顔が近いことに気づき「申し訳ありません!」と頭をうなだれた。その声を聞きつけ、ジャスミンが慌てて、娘の部屋に来た。そして、事態を目にし、真っ赤になり、部屋を出ていった。

その姿を見たミルは真っ青になり、カスミのベッドから離れ、カスミに謝った。だが、カスミは「かあさま?」と不思議がり、ジャスミンの後を追った。

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