第8話
その恋は突然やってきた。
私にはタトゥーが入っている。
ロックスターと呼ばれるものだ。
朝方、仕事が終わり車を待つ。
すると、見たことのない車があり
「つばっちの車に乗ってー!」
と、桜井さんからのコール。
「あ…ショウです。初めまして、お疲れ様です。」
「あ、翼です。お疲れ様です。朝まで頑張りますね。」
これが一目ぼれというやつなのか
ロックスターが翼さんの胸には入っていて
ちらりと見えていた。タンクトップだからだろう。
「翼…さん!私もロックスター入ってます!ほら!」
腕をまくり上げる。
「お、ショウさんも良いセンス持ってますねー。僕、黒夢が好きで。」
「わかります!!!〇〇って曲いいですよね!」
若さゆえに、とんでもないテンションになる私がいた。
恋をする、高鳴る鼓動の音がした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます