第10話 パーティー開催
ひなが「そろそろパーティーが開催されますので、パーティー会場までお越し下さい」と案内されてパーティー会場に向かった。
ヨウイチは、レイカから「ダンス踊らない?」と誘われて、ワントゥスリー、ワントゥスリーと言うテンポで踊りを踊っていた。
ミチコは「じゃさ、私は食べ物を食べに行こうかな」と皿をもって、食事をしようとしていた。
リンタロウも「じゃ、俺も何か食べ行こう」と涎を垂らしながら豪勢な食事を皿を持って食事をよそって食べていた。
ひなが「食事はバイキング制でして、好きな物を好きなだけ食べて下さい」とパーティー会場の皆に声を掛けた。
ヨウイチ達はダンスが終わると「あー、疲れた。僕達も食事を食べるか」とレイカと一緒に食事を食べた。
食事の中に睡眠導入剤が仕込まれていたのか皆眠らされていた。
ひなが「その好きにお金を貰って行きましょうかね」とニヤけた。
ひながお金を騙し取り、その後眠気が冴えたのかパーティー会場の参加者は帰る準備を始めた。
レイカが「あれ?今月分のバイトの給料が無い」と財布にお金が無い事に気付いた。
ひなが「ちっ、お金を盗んだ事をバレてしまったか?」と少し悔しい顔をしていた。
ひなが「はい、今日はこの辺でパーティーをお開きに致しましょう」と手を叩きパーティーの参加者を帰らせた。
レイカが「私のお金を返してくれない?」と手を出して催促すると、ひなが「あら、そう。あなたのお金だったの?」と冷たい言葉を発して、お金を川に向かって投げた。
レイカは「なんて事をするの?」と声を掛けると、ひなが「みんな、パーティーに来てなんて騙されていると思わないの?」とレイカ達に冷たい罵声を浴びせた。
ヨウイチが「じゃ、このパーティーはひなさんが計画して、パーティーの参加者の皆のお金を騙し取ろうとしたんだね」とひなに今の状況を伝えた。
ひなが「そうさ。私達みたいな上流階級の人だと思っているかもしれないけど、私達は、今までお金が無くて苦労をしていたんだ。だから、参加者のお金を取れば良いんだと画策したのさ」と今までとは違うほど真顔で話をしていた。
ヨウイチは警察に通報し、警察が来てくれて、ヨウイチ達の皆のお金が返って来た。
警察が「お金に目が眩んだ女の犯行だとして捜査しています」とニュースが流れていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます