第29話

やばいやばい。つい妄想の世界に入り込んじゃってたわ、気を付けなきゃ。


……


夕方になり、私はロイド様のお家へ向かった。


とその時。


─── ドンッ


誰かと肩がぶつかってしまい体勢を崩す。


「…ぃたたっ」


「申し訳ございません!私の不注意不足でした…!!」


……ん?この声… 聞き覚えがある。


私は声のする方向に顔を上げた。


「「っ!!」」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る