第38話

ルーシー「あの………………。」


カイン「!悪い。」


ルーシーに声をかけられ、ハッとし、カインは浴室から出て行った。


ルーシー「カイン……………………。」


カインは慌て自分の部屋に戻り、ルーシーはしばらく立ち尽くした。


この夜は、顔を会わせることなく、それぞれ眠りについた。


翌朝6時。


無言で二人で食事していると、ケインが帰ってきた。


ケイン「ただいま~。」


カイン「おかえり。」


ルーシー「おかえりなさい。」


二人の変な空気に、


ケイン「何かあったのか?」


と聞いたが、カインは答えず、仕事に行く用意を始めた。


ルーシー「後で話すわ。」

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