第44話
ヒューイ様の客室で飲むことに。
コージーさんとリースが並んで座り、向かいのソファーにヒューイ様と俺が座った。
リースがコージーさんの隣に自分で座ったけれど、この並びでいいのか………………?
リース以外が気を使う中、リースは一人楽しそうだ。
コージーさんにベッタリと引っ付き、話をしている。
ヒューイ様をチラリと見ると、仕方ないな、という顔をしていた。
「ねぇねぇ、コージーさん。娘さんのルミエルって、いくつ?えっと………………12才?」
「あぁ。12才になった。」
「どんな子?」
「そうだな~。あの頃のリースみたいか?」
「ん~?」
首を傾げる、リース。
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