第23話

「まだ14、5くらいのガキだったぜ。」


「あ~、私も知ってるぅ。かわいい顔した男の子でしょ~。」


さっきの女の子も知ってるようだ。


「ふ~ん。」


まぁ、今までの奴等と一緒だろ?


「名前が………何て言ったか~。リ………何だったか。」


「リースよぉ~。」


「おう、そうだそうだ。」


「リース!?」


突然の名前に、思わず俺は叫んでしまった。

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