第14話
エドワード「でも、旅でのお金はどうしてたんだ?」
ヒューイ「旅立つ時に、ある程度はマシューさんが持たせてくれた。だから、なるべく節約しながら、必要なものだけ買ってた。」
エドワード「それでも、足りなくなっただろ?」
ヒューイ「あぁ。そういう時は、『お手伝い』してた。」
エドワード「お手伝い?」
ヒューイ「町とかで困ってることを見つけて手伝った。そうすると、子供だからか、泊まる場所とご飯を食べさせてくれたよ。」
エドワード「そっか……。」
ヒューイ「まぁ、小さい頃はな。今は年齢をサバ読んでるし、魔法を使って見せると、『これをやってくれたら、いくら報酬をあげるよ』という感じ。」
エドワード「何不自由なく暮らしてたのに、大変だったな。」
ヒューイ「今は、結構楽しんでるよ。」
そう言って笑ったヒューイを見て、少しホッとした。
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