第10話

ヒューイ「俺は……あいつのことを忘れたくない。あいつと約束した夢も諦めたくない。それに……俺がヒューイと名乗っていたら、あいつと共に生きている気がするんだ。」


王様「分かった。お前がそうしたいなら、そうしなさい。私達も、これからはヒューイと呼ぶようにする。」


ヒューイ「ありがとう。***。これからは俺も、***達のこと、王様、王妃様、エドって呼ぶよ。」


そう言うと、ヒューイは悲しげな笑顔を浮かべた。


エドワード「俺のこと、“エド”って呼ぶんだな。」


ヒューイ「……ダメなのか?」


エドワード「いや……。あいつがお前のことを呼ぶ時に、そう呼んでたからな……。」


ヒューイ「……そうだな。」


寂しげな顔をするヒューイ。


俺はヒューイの頭をグシャグシャとなで、


エドワード「エドって呼べばいい。これから、俺とお前は親友ってことにしよう。」


ヒューイ「ありがとう、エド。」


その後、この面々で詳しいヒューイとの設定を話し合った。


ヒューイと俺達がどういう関係なのかを。

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